見えない矢印を巡る旅 2024-2025
発起人であるダンサー・振付家の手塚夏子(福岡在住)、劇団主催などを経て、現在はフリーで活動する演劇家の高杉征司(京都在住)、早稲田小劇場どらま館等での演劇に関わる浜田誠太郎(東京在住)の3人が集結し、互いの偏った思考を相対的に突き合わせながら作品のアウトプットに向けて共に旅をする。2024にゲストを迎えてのトークイベント・公開稽古・ワークインプログレスを横浜・東京にて実施。2025年も旅は続く。
手塚夏子×高杉征司×浜田誠太郎
メンバー紹介
手塚夏子 Natsuko Tezuka
ダンサー/振付家
体をコントロールする才能がないことへの気づきから、既成のテクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに活動を続ける。’01 年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。体の観察から関わりの観察を経て、社会、世界で起きる様々なことを観察するべく実験的な試みを行う。’18年10月にKyoto Experimentにて「点にダイブする」を上演。’18年4月から’21年6月までベルリンでダンス活動をしていたが、現在は福岡を中心に活動している。
高杉征司 Seiji Takasugi
演出家・劇作家・俳優
1975年生まれ。広島県出身。同志社大学文学部卒業。
大学在学中から演劇を始め、2001年にWANDERING PARTYを旗揚げし、代表に就任。2011年、解散。2015年にサファリ・Pを旗揚げ。2022年8月、劇団を退団しフリーランスとして活動。
演劇と日常、私とそれ以外、そんな境界を疑い、シームレスにすることに興味を示している。舞台の上でも具象と抽象のはざまを彷徨っている。
浜田誠太郎 Seitarou Hamada
俳優、演劇研究
1996年生。休み代表。早稲田大学大学院文学研究科表象・メディア論コース博士後期課程。研究の関心は20世紀ロシアの演劇実践とその思想史的背景。どらま館制作部にて読書会やワークショップなどを企画・運営。基本的に都内をボロボロの自転車で移動している。